プレゼンスライド作りが苦手だったり、なかなか作れないという人にはいくつかの傾向があります。

なぜ作れないのか、なぜ苦手なのかを自分で把握することで、克服することができると思いますので、今回はスライド作りができない人の傾向と解決方法をお伝えしていきたいと思います。

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プレゼンスライドが苦手な人の6パターン

プレゼンスライド作りが苦手だったり、作れない人には6つのパターンがあります。

  • パワーポイントを開いても作業が進まない
  • コンセプトがはっきりしていない
  • デザインにこだわってしまう
  • 作っていて混乱する
  • アイデアが浮かばない
  • 構成パターンがわからない

あなたもこれらのパターンに心当たりがありますかね?
では、ひとつひとつ説明していきますね。

パワーポイントを開いても作業が進まない

プレゼンスライドをつくるとき、多くの人はパワーポイントを使っていると思います。
中にはWordであったり、Keynoteを使う方もいるかもしれませんが、どのソフトを使うにしろ、いきなりパソコンでソフトを立ち上げることはやめましょう。

最初からソフトを使って作業をしようとすると、思考の幅が狭まり、なかなか作業が進まなくなってしまいます。

まずは、手描きで全体の流れをつかみながら構成をつくっていくことをおすすめします。

用意するものは、できればA3用紙のほうが1枚で全体を把握できるのですが、無い場合にはA4用紙でかまいませんので、紙に四角を書いていき、四角の中にキーワードを書いていきます。

すると全体の流れや構成が一目で把握することができるので、それからパワーポイントで作業していくようにしましょう。

いきなりパワポで作り始めない

また、付箋を使うのもおすすめです。
1枚の付箋にスライドで伝えたいキーワードを書き、それを机でも紙でも壁でもいいので、順番に貼っていきます。
付箋ですと貼ったりはがしたりすることができるので、順番を入れ替えることも容易に行うことができます。

コンセプトがはっきりしていない

はっきりいって、コンセプトがなくてもプレゼン資料をなんとなく作ることができます。

でも、自分が持っているたくさんの情報から精査してプレゼン資料を制作する場合に、どの情報をプレゼンに盛り込み、どの情報をプレゼンでは伝えないのか、といった判断がとても難しいんですよね。

そんなとき、助けてくれるのが「コンセプト」なんです。

例えば、化粧品をプレゼンするとき、「専業主婦のママの味方」というコンセプトか、「働く女性の味方」というコンセプトかで、伝える内容は全く変わってきますよね。

成分や効果や値段が同じでも、

「専業主婦のママの味方」なら「忙しい時でもサッと使える」

というコンセプトになるかもしれませんし、

「働く女性の味方」なら「オフィスで使っても匂いが気にならない」

となるかもしれません。

もしも、コンセプトがなければ、全てを伝えようとして結局何も伝わらないプレゼンになってしまうので、まずはコンセプトから考えてみましょう。

コンセプトの作り方はこちら↓↓↓

⇒参考:「プレゼンにコンセプトを与え、プレゼンに一貫性を持たせる」

デザインにこだわってしまう

自分でプレゼンスライドを作っていると「なんかカッコ悪いんだよな」と感じることがあります。
カッコ悪いのはわかっているんだけど、何をどうすればいいのかが分からず、作業が進まないといった状況に陥ってしまうんです。

確かにスライドの完成度を上げ、デザインについて考えることは必要です。
でもプレゼンをする目的は、かっこいいスライドを見せるためではありませんよね?

ですから、少しぐらい見栄えが良くなくても問題ない、という気持ちで取り組むようにしてください。
もしもデザインで迷ってしまったら、「どう伝えるか」よりも「何を伝えるか」に意識を向けるようにしましょう。

デザインを向上させたい方はこちら↓↓↓

⇒参考:「素人っぽいプレゼン資料にならないために!覚えておくべき7つのポイント」

作っていて混乱する

ひとつのプレゼンで伝えたいことがあれもこれもある場合には、スライドを作っていても、なんだかまとまりのないスライドになってしまいがちです。
まとまりのないスライドは、聴き手から信頼してもらうことが難しくなり、退屈させる原因となってしまいます。

たくさん色んなことを伝えて価値を知ってもらいたいという気持ちはわかりますが、「一番伝えたいことは何か」を常に意識するようにしましょう。

「一番伝えたいこと」を考える時、多くの場合「解決策」となることが多いです。

化粧品なら、「オーガーニック原料だから、敏感肌でも使える」ということが一番伝えたいことであると同時に、聴き手の悩みの解決策となります。

空気清浄機なら「有害な物質や匂いを99%除去するので、赤ちゃんも安心」というのが伝えたいことであり、赤ん坊がいる親の不安を解決してくれています。

このように一番伝えたいことを考える時、一つに絞りきれない場合には、どのように聴き手の悩みを解決してあげることができるのかを考えると、うまく一つに絞れるようになります。

アイデアが浮かばない

アイデアが浮かばない場合には、リサーチしてみましょう。

リサーチの方法は、まず聴き手について理解を深めてみましょう。
Webサイトや口コミサイト、SNSなどを参考にして、

「どんな人が相手なのか」
「相手はどんなことに悩んでいるのか」

が分かっていないと、プレゼンスライドを構成するための材料が不足してしまい、すべて想像や自分の主観だけでスライドを作っていかないといけないため、作業が思うように進まなくなってしまいます。

また、自社商品をプレゼンする場合には、自社の商品のことはよく知っていると思い、あらためて自社商品について調べることはないかもしれませんが、もう一度あらためて自社商品について調べてみることで新しい発見があるかもしれません。

プレゼンスライドを作っていて、アイデアが出てこないときや、作業が前に進まない場合には、リサーチしてみると思わぬアイデアが浮かぶことがあります。

構成パターンがわからない

コンセプトははっきりしているし、伝えたいことも明確なのに、作り方が分からないという方は、プレゼンスライドの構成パターンを把握しましょう。

プレゼンの構成パターンは大きく分けて、2つだけです。
それが、
『提案パターン』
『報告パターン』の2つです。

『提案パターン』とは主に商品やサービスをお客さんに販売するための構成です。
『報告パターン』とは社内プレゼンなどで、承認をとったり報告したりする際に活用する構成です。

この2つのパターンについてお伝えすると、長くなってしまいますので、興味がある方は下記をご覧ください。

⇒参考:「プレゼン構成の方法ならこれがオススメ!覚えるのは2パターンだけ」

資料作りが苦手な人のまとめ

プレゼンをする時点で、目的や伝えたいことがあるはずです。

それらを膨らませてスライドを制作していく作業は大変かもしれませんが、膨らませるよりも深く掘り下げるイメージで、一つのことに集中して作ってみると、案外作りやすかったりするかもしれません。

まずは、なぜ思うように作れないのか?どこが苦手なのかを自分で把握することで、その解決策は必ず見えてきますので、原因を探ってみるところからはじめてみてはいかがでしょうか。

監修者

監修者の写真

Null Japan株式会社 代表取締役

高村 勇太

プレゼン資料クリエイター/プレゼン資料の専門家

Microsoft® Officeスペシャリスト 認定

<略歴>

武蔵野美術大学卒業後、東京都港区赤坂の設計事務所にてプレゼンテーション業務に従事。数億円のオフィスビルから数百億円の都市開発事業などの提案書およびプレゼンテーション資料の作成を手がける。
2016年より会社を設立し、2018年よりマーケティング、セールスライティングを取り入れたプレゼンテーション資料制作、コンサルティング事業を開始。
現在はプレゼンテーション資料を中心に広告やチラシ、営業資料などの様々な資料を手がけ、資料制作講座も開き、資料制作の方法なども伝えている。
⇒主な制作事例はこちら

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