私はこれまでに約350案件以上のプレゼン資料や提案書などを専門に制作してきました。
会社員時代はお世辞にも優秀だったとはいえませんが、それでも毎日毎日、気がおかしくなりそうなほど資料を制作してきました。
そのおかげで今の自分があるので、本当にあの胃潰瘍になった日々には感謝です。
ということで、今回はそんな私が制作したプレゼンスライドをご紹介します!
誰でも簡単にきれいなプレゼン資料が作れる
↓↓↓
目次
これがプレゼンテーションの専門家が作るスライド
私は、美術大学出身でデザインについて学びました。
会社員時代にはプレゼン資料の作り方について学びました。
さらに起業当初、化粧品のネット販売でセールスライティングやマーケティング力を身につけました。
このような背景とこれまでに様々な仕事で色々な人と話しをする機会を経て「共感力」を身につけました。
この「共感力」というのがプレゼン資料制作ではもっとも大切だと思っています。
お客様に共感することと、お客様がプレゼンする聞き手に共感することで、プレゼンの内容を充分に理解してもらい、価値を100%伝えることができると私は考えています。
そんなプレゼンの専門家となった私が制作したプレゼン資料をいくつかご紹介させていただきます。
イベントコンペ用 プレゼン資料
あるイベントのブース設計や運営等の案件を勝ち取るためのプレゼン資料となっています。
お客様自身が制作したパワーポイントデータがあったので、それを下地にして制作しました。
よくあるのは、自社の特徴や強みだけにフォーカスしがちですが、それだと聞き手の感情を大きく刺激することができないので、聞き手にとってのメリットをシンプルに伝えました。
また、提案者が小さな会社ということで、聞き手にとってイベント運営に関する不安が生まれることが予想されたので、そこを丁寧に説明するようにしました。
デザインは信頼感を与える濃い青に、アクセントカラーとしてオレンジに近い赤色を使用し、インパクトを与えたい部分ではしっかりとその意図が伝わるようにしています。
また、細かいところで言えば、文章の改行位置を調整することで、まとまり感と読みやすさを高めています。
大きく数字をあしらうことで、わかりやすさとデザイン性に考慮してます。
このスライドも具体性を持って相手に伝えようとした結果、結局何が言いたいのかわかりづらいスライドとなってしまっています。
まずは、結果を伝え、そのあとに具体的な説明をするようにスライドをいくつかに分けて制作することで、わかりやすく説明しやすいスライドになります。
最後の一文「上記の内容をお約束し、展示会を成功に導きます」という内容ですが、これも多くの方がおかしがちな間違いなんです。
というのも、「成功」という言葉はとても使い勝手がいいのですが、具体性がないため、一体なんのことを指して成功と言っているのか分かりづらいんです。
ですので、具体性を持ったメッセージを伝えることが大切です。
セミナー用 プレゼン資料
原稿なし、構成なしの本当にゼロの状態から制作したプレゼン資料です。
充分なヒアリングと、市場調査を行い、どんなメッセージが響くのか、どんな内容にすれば理解しやすいのかを精査しながら制作しました。
セミナーでの投影資料だけではなく、配布もするとのことだったので、話し手がいなくても伝わる内容としています。
営業用プレゼン資料
製造会社様が新規顧客開拓のためのプレゼン資料です。
おおまかに制作されたパワーポイントデータがあったので、そちらを活かしつつ、デザインのブラッシュアップと内容における提案を行いました。
もちろんこれでも充分に伝わりますが、デザインは相手に「期待させるもの」であると思います。デザインが良ければ、相手は「この会社はちゃんとしているかも」と思ってもらえるからです。
ですからデザインを大幅に変更しました。
また、聞き手にとって不要な情報は全て省略しています。
1枚も無駄なスライドはないため、「ただ伝える」というスライドよりも聞き手の感情を刺激する価値あるスライドを作ることが大切です。
画像をはずしてスッキリとさせることで、数字が聞き手の目に入りやすいようにしました。
プレゼン資料で商品・サービスの素晴らしさを充分に伝えたいなら↓↓↓
パワポで作るアニメーション動画
パワポでのスライドデザインはアニメーションを使うとさらに効果的になります。
基本的にはたくさんのアニメーションをつけてしまうと観ている人が疲れてしまうので、あまりお勧めはしていませんが、実験的な意味でもパワポでのアニメーションの可能性を追求しています。
パワポアニメーション動画その1(2分25秒)
パワポアニメーション動画その2(2分52秒)
その他の制作例
プレゼン資料の専門家として事業を行っていますが、そのスキルは様々なものに応用可能ですので、プレゼン資料以外にも様々な資料を制作しています。
広告代理店様 会社案内
起業したばかりというこちらのお客様は、もちろんいろいろと忙しくバタバタしていますから、もととなる資料もなくホームページもまだ制作途中ということで、数ページのテキスト情報とお打ち合わせから制作を開始しました。
「この会社では何かできるのか?」「他社とは何が違うのか?」そして「お客様に何を与えることができるのか?」について徹底的に話し合い、導き出しました。
システム開発会社 営業資料
今まで口頭のみで営業していたということから、営業先に残る資料が欲しいということでご依頼いただきました。
もととなる資料やデータはなく、何度もお打ち合わせして詰めていくより、一度形にした方がスムーズに進みそうだと思い、デザインを含め一通りの資料を制作しました。
制作してみるとやはりお客様から様々なアイデアが出てきて、さらに分かりやすい資料になりました。
Webメディア運営会社様 イベント集客用パンフレット
かなりタイトなスケジュールでお打ち合わせの時間も取れなかったため、イベントの告知がされている1ページのWebサイトから情報を読み取り制作しました。
何度も読み込み、本当は何が言いたいのか、何が売りなのかなどを考え抜き、制作したおかげで修正作業もなく、ほぼ一発でOKが出ました。
プレゼンの専門家がつくるスライドのまとめ
ご依頼いただくパターンは様々です。
原稿がある場合や全くない場合、手書きのメモをもらう場合やヒアリングのみで制作する場合など。
でも、どんなご依頼でも共通するのは、お客様のお話しを充分に理解し、共感することなんです。
これができれば、どんな無茶なご依頼でも、お客様にもお客様のプレゼン相手にも満足してもらえる資料を制作することができます。
もしも、今この記事をご覧のあなたもプレゼン資料などの制作でお困りでしたら一度ご相談ください!
⇒【プレサポ】プレゼン資料制作サービス 監修者 <略歴> 武蔵野美術大学卒業後、東京都港区赤坂の設計事務所にてプレゼンテーション業務に従事。数億円のオフィスビルから数百億円の都市開発事業などの提案書およびプレゼンテーション資料の作成を手がける。
2016年より会社を設立し、2018年よりマーケティング、セールスライティングを取り入れたプレゼンテーション資料制作、コンサルティング事業を開始。
現在はプレゼンテーション資料を中心に広告やチラシ、営業資料などの様々な資料を手がけ、資料制作講座も開き、資料制作の方法なども伝えている。
⇒主な制作事例はこちら