プレゼンで使うフォントやフォントサイズって悩んじゃいますよね?

どんなフォントを使えばいいのか?
サイズはどれぐらい小さくしてもよいのか?

まずは結論からお伝えします

フォントの種類については
Windows→日本語:游ゴシック 英語:Arial
Mac→日本語:ヒラギノ角ゴ 英語:Helvetica Neue

がおすすめです。

フォントサイズについては
会場の広さや映し出すスクリーンの大きさによって違ってくるので、「絶対にこのフォントサイズにしなさい!」というのはないんですが、10人〜15人ほどの収容人数の会議室であれば、26pt以上のフォントを使用することをオススメしています。

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フォントの種類について

プレゼンのフォント種類

フォントには大きく分けて「ゴシック体」と「明朝体」の2種類があります。

ゴシック体と明朝体

ゴシック体は視認性が高く、明朝体は可読性が高いフォントです。
パソコンやスクリーンなどでは、ゴシック体の方が読みやすいため、Webサイトやプレゼンではゴシック体を用いることが多く、新聞や小説などの長い文章では、読み手に負担をかけにくい明朝体が使われることが多いです。

ゴシック体と明朝体の特徴

プレゼンで使用するフォントは「ゴシック体」を使用することが基本となります。
ゴシック体は文字の縦横の太さがほぼ均一で装飾性が少ないので、視認性が高く、遠い距離でも文字を判別しやすいからです。

ゴシック体を使用するといってもパワーポイントで確認するたくさんのゴシック体の種類があって、どれを使えば良いのか迷ってしまいますよね。
そこで私がオススメしているのが游ゴシックです。

少しおしゃれなIR資料など、デザインされた資料では多く使われているフォントで、今ではパワーポイントのデフォルトにもなっています。

もしもフォントに強いこだわりがなく、ビジネスで使用するフォントを探しているのであれば、游ゴシックを使用すればOKです!

さらにもうひとつオススメするフォントが「メイリオ」です。

こちらは少し丸みがあり、フォント自体の幅が均一なのが特長です。
遠くからでも視認性の良いフォントなので、大きな会場などのプレゼンでよく使われるフォントです。

ゴシック体の違い

ですので、ビジネスの場で使い、少しおしゃれにしたいのなら游ゴシックを選び、やわらかい印象やポップ感じにしたい場合には丸みのあるメイリオフォントを使用すると良いと思います。

遊ゴシック

フォントサイズについて

フォントサイズについて

フォントサイズは会場やスクリーンの解像度など環境によって変わってきます。

例えば、5人ほどの小さな会議室で、モニターを使って説明する場合、文字の量が増えてきますし、モニターとの距離も近いため、フォントサイズは16ptぐらいでも文字を読むことができます。

10~15人ほどの収容規模の会議室でスクリーンを使ってプレゼンする場合には、16ptではまったく見えなくなってしまいますので、26pt以上のフォントサイズにする必要があります。

スクリーンに投影したときにの見え方

もっと大きな会場でプレゼンをする場合には26ptでは見えないので、もっと大きなフォントを使用することになります。

ですから、あなたが制作しているプレゼンスライドがどんな環境で使用されるのかによって、フォントサイズは変わってくるんです。

もしも、毎回プレゼンする会場が変わってしまうので、会場の大きさがバラバラということであれば、私の経験上26pt以上のフォントサイズにしておけば、そこまで問題はないと考えています。

ですから、26pt以上のフォントサイズをオススメしています。

プレゼンでのフォントのまとめ

フォントに特別なこだわりがなく、どれを使おうか迷った場合には「メイリオ」を使用するようにしましょう。

フォントサイズについては、あなたがプレゼンする会場やスクリーンの大きさによって変わってくるので、できることであれば、ぶっつけ本番ではなく、本番と同じ環境で投影してみて、実際にどのように見えるのかを確認できるとベストです。

パソコン上では、かなり大きなフォントサイズで制作しているように感じても、スクリーンに投影してみると、めちゃくちゃ小さくて見えない、ということもよくあることなので、十分に気をつけてくださいね!

監修者

監修者の写真

Null Japan株式会社 代表取締役

高村 勇太

プレゼン資料クリエイター/プレゼン資料の専門家

Microsoft® Officeスペシャリスト 認定

<略歴>

武蔵野美術大学卒業後、東京都港区赤坂の設計事務所にてプレゼンテーション業務に従事。数億円のオフィスビルから数百億円の都市開発事業などの提案書およびプレゼンテーション資料の作成を手がける。
2016年より会社を設立し、2018年よりマーケティング、セールスライティングを取り入れたプレゼンテーション資料制作、コンサルティング事業を開始。
現在はプレゼンテーション資料を中心に広告やチラシ、営業資料などの様々な資料を手がけ、資料制作講座も開き、資料制作の方法なども伝えている。
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