営業資料や会社案内では以下のように伝えるべき内容がたくさんありますよね。
- 代表あいさつ
- 企業理念
- 事業内容
- 所在地
- 関連会社
- 組織体制
- 設立年月日
- 年商
- 資本金
- 沿革
- 地図
- 住所
- 連絡先
ほかにも、あなたの業種や扱っている商品の種類によって、盛り込む内容は変わってきますが、忘れないで入れてほしい内容があるんです。
それが、購入後のフロー図です!
もしかしたら、微妙な内容だなぁと思われたかもしれませんが、これはとっても大切なことなので、是非最後までお付き合いいだければと思います。
誰でも簡単にきれいなプレゼン資料が作れる
↓↓↓
営業資料・会社案内に購入後フロー図が大切な理由
購入後フロー図とは何か?
購入後にお客さんがどんな流れに沿って商品を扱えば良いのかが分かる図版やイラストで表現した図のことです。
導入後フロー図ともいいますが、この図のように、多くの場合、視覚的にわかりやすいものを用意します。
文章だけでは伝わりづらいので、分かりやすくするため、簡単な図でいいので、図で表現するようにしましょう。
なぜフロー図が大切なのか?
私たち消費者は、商品を購入する際、少なからず恐れを抱いています。
特に自分にとって高い金額の買い物だったら余計に失敗したくない、という気持ちが強くなりますし、本当に購入しても失敗しないのか?後悔しないのか?という不安と闘うことになります。
そのような感情の中には「騙されたくない」という気持ちも強いのですが、「これを自分が使えるようになるのか?」という不安もあるんです。
- 年配の方でスマホを買いたいんだけど、ちゃんと使えるようになるのか?
- 自分の事業でコンサルを依頼したいんだけど、どんな流れでコンサルをしてくれるのか?契約満了後のフォローなどはどうなっているのか?
- システムを導入したいけど購入後にどのような流れでシステムを導入していくのか、またサポートはどうなっているのか?
など、商品やサービスを購入するまでの流れは分かっても、購入後にどうなるのかが分からないと、購入するのを迷ってしまったり、他にも同じような商品・サービスを提供している企業へとお客さんが流れてしまうかもしれません。
つまり、なぜ購入後のフロー図が大切なのかと言いますと、お客さんの不安を取り除いてあげることができるからなんです。
お客さんに「大丈夫ですよ」というメッセージを伝えて安心して購入してもらうためには、アフタフォローを充実させたり、返金制度を設けたり、保証をつけたりなどの企業努力が必要になってきます。
でも、営業資料や会社案内に、購入後(導入後)のフロー図を加えて、お客さんを安心させてあげることは簡単にできますよね。
なので、購入後にどのような流れで、それを使うことができるのかといったことを伝えて、お客さんに余計な不安を与えないようにしましょう。
フロー図の見せ方
購入後のフロー図といっても、どんな見せ方にしたら良いのか考えてしまうかもしれません。
ですの、ここでは、フロー図の代表的な見せ方をお伝えしていきますので、是非参考にしてみてくださいね。
フローズには大きく分けて3つの表現方法があります。
それが
- 言葉だけのフロー図
- アイコンを使ったフロー図
- 写真を使ったフロー図
です。
もっとも簡単で、誰でも作りやすいフロー図です。
この例では、「ご購入」「お振込」など細かな説明を省略していますが、実際にはもう少し細かい説明を添えることで、よりお客さんの理解度を深めてくれます。
アイコンを使用したフロー図というのは、より分かりやすく表現するためのものというよりは、デザイン的な要素のほうが強いと言えます。
人は文字よりも画像やイラストに目が行きやすいため、見る人の視線を集めるためにアイコンを挿入しています。
作業の工程など、可視化したほうが理解しやすい場合には写真を使ってフロー図を制作してください。
3つのフローズ図について紹介しましたが、あなたの業種や商品・サービスによって適切なフロー図を制作するようにしてください。
営業資料や会社案内でフロー図が大切な理由のまとめ
購入後(導入後)のフロー図は、お客さんの購入時の心理的負担を少しでも減らし、お客さんに安心してもらうために大切なものです。
さらに、見やすさや理解しやすさといったものも同時に大切な要素になってきますので、文章で伝えるのではなく、簡単でもいいので図にして伝えるようにしましょう。
監修者
<略歴>
武蔵野美術大学卒業後、東京都港区赤坂の設計事務所にてプレゼンテーション業務に従事。数億円のオフィスビルから数百億円の都市開発事業などの提案書およびプレゼンテーション資料の作成を手がける。
2016年より会社を設立し、2018年よりマーケティング、セールスライティングを取り入れたプレゼンテーション資料制作、コンサルティング事業を開始。
現在はプレゼンテーション資料を中心に広告やチラシ、営業資料などの様々な資料を手がけ、資料制作講座も開き、資料制作の方法なども伝えている。
⇒主な制作事例はこちら