「このプレゼン面白かった〜」
という感想をもらえたら嬉しいですよね!
でも決して笑いをとって面白いと思ってもらうことが大切なのではありません。
笑いを取ろうとするとかなりの確率で失敗します!!
じゃあ、面白いプレゼンとはどういうプレゼンなのか、について今回はお伝えしてきたいと思います。
誰でも簡単にきれいなプレゼン資料が作れる
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プレゼンで笑いを取ることは難しい
プレゼン中に笑いが起きることで、そのプレゼンの満足度が高まることがあるらしいのですが、「笑いをとる」ということは非常にハードルが高いです。
私はこれまでに受けたプレゼンやセミナーで、笑ったことはほぼありません。
なぜなら「笑う準備」ができていないからです。
「笑い」はプレゼンターの人柄がわからない状態では、なかなか起きづらいです。
同じことを、友人が発言するのと、全く知らない人が発言するのでは、受ける印象が全く違いますし、その場の雰囲気によっても変わってきます。
特にYoutubeなどで、海外のプレゼンと比較すると、海外の方は結構笑うのに、日本人はあまり笑いません。
これは国民性もあると思いますが、「面白い」と思っても、いきなりその感情を表に出すことはあまりしないんですよね。
もちろんプレゼンの最中で笑いをとることは、聴き手の緊張を解いてリラックスさせる目的や、プレゼンター自身の緊張をほぐす役割があるので、とっても良いことです。
でも、「絶対に笑いをとるぞー」と肩を回して臨むと、あまり良い結果を得ることができません。
もしも笑いをとることが苦手な方は、笑いで聴き手の緊張をほぐそうとするのではなく、クイズや質問を挟んで、聴き手をプレゼンに参加させることで、会場の雰囲気を作ってみてはいかがでしょうか。
例えば、
「Aの方が高いと思う方は手を挙げてください」
とクイズを出したり、
「なぜ、これが高いのかわかる方いらっしゃいますか?」
と挙手してもらったりしながらプレゼンに参加してもらい、聴き手がプレゼンを聴き入れる体制を整えてあげることで、無理に笑いを取らなくても良い状態を作ることができます。
面白いプレゼンとは聴き手に行動してもらうこと
そもそも「プレゼンが面白かった」という感想は、プレゼンターの意図するところではありません。
プレゼンの目的は、商品を買ってもらったり、サービスに登録してもらうことが目的です。
聴き手が悩んでいることや、困っていること、知りたいことを解決するための商品やサービスを提供することが、聴き手にとって面白いと思ってもらえるプレゼンになるんです。
ですから、無理やり笑いをとらなくても全然大丈夫だと私は考えています。
また、セミナーの場合も同じです。
セミナーでは、参加者に「小さな成功体験」を積ませてあげることが大切です。
たとえば、「資料制作セミナー」だったら、簡単な資料でも良いので、自分で作れるようになってもらうことです。
すると、今までできなかったことができるようになったという、参加者に小さな成功体験を提供することになります。
そうすることで、参加者の満足度が高まり、「面白かった」と思ってもらえるようになるんです。
面白いプレゼンは笑いを取ることではない!のまとめ
プレゼンで笑いをとることは決して悪いことではありません。
むしろ笑いをとれるなら、そのほうがプレゼンに良い影響を与えると言えます。
でも、もしもあなたがプレゼンに苦手意識があったり、経験があまりないのであれば、笑いをとることに集中するのではなく、どうすれば聴き手のためになり、満足度を高められるのかに意識を向けるようにしてみてください!
ちなみに私はセミナーなどで、笑いをとれることはほぼありません・・・。
監修者
<略歴>
武蔵野美術大学卒業後、東京都港区赤坂の設計事務所にてプレゼンテーション業務に従事。数億円のオフィスビルから数百億円の都市開発事業などの提案書およびプレゼンテーション資料の作成を手がける。
2016年より会社を設立し、2018年よりマーケティング、セールスライティングを取り入れたプレゼンテーション資料制作、コンサルティング事業を開始。
現在はプレゼンテーション資料を中心に広告やチラシ、営業資料などの様々な資料を手がけ、資料制作講座も開き、資料制作の方法なども伝えている。
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