難しい内容のプレゼンを行うとき、スライドを作るのが難しい、と感じることありませんか?
伝えたい内容がたくさんあり、複雑な内容の場合、スライドをつくるのってすっごく難しいんですよね・・・

その場合、作る方も難しいんですが、聞いている方も理解しづらいスライドになっていることが多いんです。

じゃあ、説明の難しいスライドを作る場合にはどうすればいいのか。
その方法は2つあります。

1つ目は
1スライドでつくるのではなく2スライドに分けて制作する

2つ目は
言いたいことを整理する
ということです。

では、具体的に難しいスライドの作り方を見ていきましょう!!

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1枚のスライドを2枚に分ける

スライドをすっきりさせよう

まず最初にこのスライドを見てください。

1枚に詰め込まれたスライド

このスライドは、労働で賃金を得ている人は全体の95%いて、権利収入や投資などの非労働で収入を得ている人は全体の5%しかいない、という図です。

さらにその中で、全体の資産の割合は、労働で収入を得ている人が5%、非労働で収入を得ている人が95%ということも説明しています。

つまり、大富豪や大金持ちと言われる人は、労働で収入を得ているわけではなく、権利収入や投資で莫大な財を築いているということなんです。

そして、権利収入を得るためには、まずは労働で得たお金を投資し、そこから得た収入をさらに投資に回す、というループを行うことで、どんどん資産を増やしていく、というものが、このスライドでは説明されています。

どうでしょうか?

今の説明を聞いても、このスライドの意味がわかりづらくないですか?

1枚に詰め込まれたスライド

なぜかというと、2つの伝えたいことを1つのスライドで話そうとしているからなんです。
1つ目は、資産の保有率の話です。
2つ目は、資産を増やすための方法です。

この2つの話を1つのスライドで説明しているので、ちょっとわかりづらいスライドになっているんです。

これって聞いている方もわからないんですが、スライドを作っている方も説明しづらいんですよ。

1スライドで説明した方が聞き手がわかりやすい、と考えている方もいますが、1枚のスライドに多くの要素があっては、わかりづらいですよね。

ですから、このように複雑な説明や言いたいことがいくつかある場合には、スライドを2枚以上に分けてしまった方が良いです!

【1つのスライドを2スライドに分けて整理する】
2枚に分けたスライド1
2枚に分けたスライド2

このスライドのように、1枚目で資産の保有率の話をして、2枚目で資産を増やす方法を伝えるように分けて作れば、とても整理できたスライドを作ることができます。

伝えたいことがいくつかあったら、悩む前にスライドを分けてしまえばいいんです。
こうすると、聞き手もどこを見ていいのか迷わなくなるので、ストレスなく内容を理解することができます。

ですから、内容が複雑だったり、伝えたいことが多い場合にはスライドを細かく分けて制作するようにしましょう!

言いたいことを整理する

言いたいことを整理する

もしも、複雑な内容で説明するのが難しければ、スライドは2枚に分けた方がよい、と説明させていただきました。
でも実は2枚に分ける前に考えていただきたいことがあるんです。

それが、
本当に伝えたいことだけを伝える
ということです。

つまり余計な説明は省いてしまう、ということなんです。

案外、多くの方はたくさん説明しようとして、余計なことを伝えてしまっていることがあります。
そのせいで、1枚のスライドに多くの情報が詰め込まれて、わかりづらく、作りづらいスライドができてしまうんです。

だからこそまずは、スライドを分ける前に、本当にその説明は必要なのか?
本当にそれは伝えないと聞き手に理解してもらえないのか?
といったことを十分考える必要があります。

ただ、これはある程度、慣れや経験が必要な作業になってきます。
じゃないと、何が余計で、何が必要なのかの判断をしづらいんです。

そうならないためにも、私がオススメしている方法は
たとえば、10秒でそのスライドを説明するとしたら、何を伝えるのか?
と、時間の制限を設けることで、強制的にそのスライドで本当に伝えたいことを見つけ出す、という方法です。

この方法を使えば、ほぼ誰でも、そのスライドで言いたいことを整理することができます。

整理ができたら、そこから具体的な説明を肉付けしていって、聞き手にとってわかりやすいスライドを作り上げていくようにしましょう。

スライドをすっきりさせるまとめ

いかがでしたでしょうか?

わかりづらいスライドは聞き手にとって理解できないだけではなく、制作者側も苦労してしまいます。
色々な情報や要素を詰め込もうとすれば、レイアウトなどがとても難しくなってしまうからです。

そうならないためにも、まずはそのスライドで本当に伝えたいことを整理しましょう。
10秒で伝えるなら、何を伝えようとするのかを考えて、無駄を削っていきます。

もしもそれでも、スライドがごちゃごちゃするのでしたら、思い切ってスライドを分割し、2枚に分けてしまいましょう。

パワーポイントの場合、下手にアニメーションをつけて、わかりやすくしようとすれば、作業が大変になってしまいますよね。
複雑なアニメーションは、修正作業の際にもとても苦労します。

なので、アニメーションをつけるよりも、スライドを分けてしまうことをオススメいたします!

是非、今一度、ご自身のスライドを見直して、わかりやすいかどうかを判断してみてください!

監修者

監修者の写真

Null Japan株式会社 代表取締役

高村 勇太

プレゼン資料クリエイター/プレゼン資料の専門家

Microsoft® Officeスペシャリスト 認定

<略歴>

武蔵野美術大学卒業後、東京都港区赤坂の設計事務所にてプレゼンテーション業務に従事。数億円のオフィスビルから数百億円の都市開発事業などの提案書およびプレゼンテーション資料の作成を手がける。
2016年より会社を設立し、2018年よりマーケティング、セールスライティングを取り入れたプレゼンテーション資料制作、コンサルティング事業を開始。
現在はプレゼンテーション資料を中心に広告やチラシ、営業資料などの様々な資料を手がけ、資料制作講座も開き、資料制作の方法なども伝えている。
⇒主な制作事例はこちら

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