プレゼン制作会社に限らず、ホームページ制作会社など、制作会社全般に対して言えることですが、もし今、あなたがなんらかの仕事を外注する制作会社を探しているのでしたら、注意してもらいたい点がいくつかありますので、ご紹介してきます。
正式発注前の問い合わせや打ち合わせなどをして、以下のチェック項目の中で2つ以上当てはまったら、確実にその制作会社には依頼しないことをおすすめします!
- 返信が遅い
- サンプルがもらえない
- お金の話ばかりしてくる
- 専門用語ばかり使ってくる
- 質問が少ない、話をあまり聞いてくれない
- ビジネスやマーケティングに精通していない
- なんか嫌
これらは、あくまでも私の経験と、まわりの制作会社のやり方を見てきた中で、「ここはダメだな」と感じた部分なんですが、結構やばい制作会社はたくさんあります。
やばい、といっても「技術的な部分で劣っている」とか「詐欺」とかではなくて、発注者、つまりあなたのストレスの原因となり得る、という意味です。
私の体験談も交えながら、ご紹介していきますので、是非参考にしていただければと思います。
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目次
返信が遅い
返信が遅いということは、忙しいということ、だからこの制作会社は色々な仕事をしていてすごいんだ!
なんて考えていたら、あとで自分の首を絞めることになってしまいます。
返信が遅い人は相手のことを考えられない人
制作者というのは集中力が大切です。
ですから、クリエイティブな発想や、深い考察をしている最中に、メールを返したくない、という人は多くいます。
でも、なかには次の日に連絡が返ってきたり、2回以上、同じ内容のメールを送らないと返信がない、という場合もあります。
こういう人は、本当に忙しいのかもしれませんが、相手(あなた)のことを考えられない人です。
相手のことを真剣に考えているなら、相手にストレスを与えず、安心してもらうためにできるだけ早くメールを返そうとするはずです。
返信が遅いとあなたの生産性が損なわれる
連絡がとれない、というのは非常にストレスになります。
あなたはすぐに聞きたいことがあったのに、全然返信がなければ、イライラしてしまいますよね。
するとあなたの仕事にも影響を与えてしまいます。
もしも、発注前にメールでやり取りする機会があり、返信が遅いようでしたら、少し注意したほうが良いと思います。
「返信が遅い」の具体的な時間を定義することは難しいですが、朝にメールして、夜に返ってくるようでしたら遅いんじゃないかなと、私は思っています。
ちなみに、ホリエモンが連絡をとっている人の中で一番返信の早い人は、めちゃくちゃ忙しいはずの秋元康さんだと言っていました。
忙しくても返信が早いから、信頼を得ることができ、様々な仕事をすることができるのかもしれませんね。
返信が遅い人は超危険
私の経験上、本当にこれは数少ない私の経験上なのですが、メールの返信が遅い人や返してこない人は、ほぼ100%スケジュールを守りません!
そういう人は平気で、スケジュールを変更してきますので注意してください。
サンプルがもらえない
いきなり正式に発注するのはとても怖いことだと思います。
制作会社のホームページなどに、過去の実績が載っていても実際に依頼したら、想像より下回った成果品が納品された、ということもあります。
ですからできれば、サンプルを提出してくれる会社が望ましいです。
サンプルの提出をしていないとしたら、最初はできるだけ少額で依頼し、様子を見るようにしたほうが安全です。
お金の話ばかりしてくる
ビジネスですからお金の話は重要です。
ですが、打ち合わせをしている最中で、発注者が
「こんなことをしたい」「こういう感じの要素を入れたい」
などと提案するたびに
「それだとオプション費用になります」とか「追加費用がかかります」
といった感じでお金の話ばかりしてくる制作会社は注意が必要です。
もちろん、後々、請求額が予想以上の金額になり、トラブルにならないように、費用に対して明確にすることは大切なんですが、それは打ち合わせの最後に伝えればいいんです。
いちいち、お金の話をしてくるということは、トラブルを回避するためと同時に、依頼いただいた内容をお金でしか考えておらず、柔軟な対応をしてもらえない可能性があります。
ちょっとした追加作業なら、おまけをしてくれるぐらいの柔軟性があるほうが、お互い気持ちよく仕事を進めることができますよね。
専門用語ばかり使ってくる
先ほどの「メールの返信が遅い」というのと同じことですが、専門用語をたくさん使って話してくる人は、相手のことを考えていません。
依頼者はプロではないから制作会社に依頼しているのに、そんな依頼者に向けて専門用語ばかり使うことは、自分の専門性を誇示したいナルシストです。
丁寧な制作会社は、ちゃんと相手のレベルに目線を落とし、言葉を選んで話してきてくれます。
専門用語を使うときにはちゃんと説明してくれます。
もしも、訳わからない言葉ばかり使うようでしたら、あなたのことを考えず、自分本意な制作に走ってしまうかもしれないので注意するようにしてください。
質問が少ない、話をあまり聞いてくれない
制作会社が最も大切にすべきことはお客さん(発注者)のことを知る、ということです。
発注者のことをろくに知ろうとせずに、制作を進めようとするのは、とても危険な状態です。
なぜなら、それは制作者はこれまでの過去の経験から、勝手に答えを導き出そうとしているからです。
それでは、本当に良い成果品を作ることはできません。
何らかの制作を外注するというのは、お互いに力を合わせ、これまで到達できなかった領域の素晴らしい成果品を作ることなんです。
ですから、発注者に対して質問が少なかったり、自分の話ばかりしてくる制作会社には注意しましょう。
ビジネスやマーケティングに精通していない
プレゼン資料制作でも、ホームページ制作でも、動画制作でも、ECサイト制作でも、なんでもそうですが、発注者はただ作って欲しいわけではありません。
作ってもらうには目的があるわけです。
商品を売るためだったり、自社を認知してもらうためだったり、色々な目的がありますよね。
ですから、ただキレイな成果品を作ってもらいたいわけではありません。
結果が出る成果物を作ってもらいたいわけです。
そのためには、どれだけデザイン力があっても、スキルがあっても意味がないわけです。
ちゃんとビジネスを理解し、マーケティングやセールスライティングを理解している制作会社でなくては、あなたのアイデアをただそのまま形にするだけになってしまいます。
ちゃんと制作会社からも提案をしてもらい、目的を達成するためには、そのあたりのスキルに精通している必要があるんです。
なんか嫌
これは超シンプルです。
ファーストコンタクトや打ち合わせで「なんか嫌」と思ったら、依頼するのはやめましょう。
最初の印象が悪くても、最終的にはとてもよい関係を築ける場合もあります。
ありますが、私の経験上それはとても少なく、というより無いに等しいです。
最初に「なんかこの人違うな」と思った人は、最後まで「違ったまま」です。
そんな人は、メールの返信が遅かったり、メールの内容が的を得てなかったり、やる気がなかったりします。
私に特別、人を見る目があるわけではないのですが、自分の直感や第一印象を大切にして、「なんかこの人、嫌」と思ったら、別の制作会社や、別の担当者に変わってもらうことを検討したほうが良いと思います。
こんなプレゼン制作会社には気をつけろ!のまとめ
私が以前、Web制作を依頼した会社はひどいものでした。
- メールの返信はない。
- 言われたことしかやらない。
- むしろ言われたこともできていない。
- 変更をお願いすると費用の話をしてくる。
- 間違いが多い。
- 態度があまり良くない。
しかも、この会社はとっても大きな会社で、誰もが知っている会社の制作チームに依頼したものなんです。
大きい会社だからって信頼できるものではありません。
また最近でも、ある案件でチームを組み、そこのプレゼン資料制作を担当しているのですが、そこのweb制作会社も同じように「言われたことができていない」「提案してこない」「返信遅い」など、ひどい対応でした。
プレゼン資料制作やweb制作など多くの制作業務は、特に資格が必要なわけでもなく、参入障壁が低いため、色々な制作会社があります。
費用が安く品質の高いところもありますし、費用が高いくせに対応が悪いところもあります。
ですから、あなたが今後、外注する際には正式に依頼される前に下記のチェックポイントをもう一度確認し、2つ以上当てはまるようなら、別の制作会社を探すようにしてくださいね!
- 返信が遅い
- サンプルがもらえない
- お金の話ばかりしてくる
- 専門用語ばかり使ってくる
- 質問が少ない、話をあまり聞いてくれない
- ビジネスやマーケティングに精通していない
- なんか嫌
簡単に決めるようなことはせず、是非、ずーーっと付き合える素敵なパートナーを見つけてください! 監修者 <略歴> 武蔵野美術大学卒業後、東京都港区赤坂の設計事務所にてプレゼンテーション業務に従事。数億円のオフィスビルから数百億円の都市開発事業などの提案書およびプレゼンテーション資料の作成を手がける。
2016年より会社を設立し、2018年よりマーケティング、セールスライティングを取り入れたプレゼンテーション資料制作、コンサルティング事業を開始。
現在はプレゼンテーション資料を中心に広告やチラシ、営業資料などの様々な資料を手がけ、資料制作講座も開き、資料制作の方法なども伝えている。
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